正しい化粧水の使い方。量を塗ればいいという問題ではない!

2020-04-26

 

スキンケアの必須アイテムの1つと言えば、化粧水ですよね。

スキンケアをしている人は毎日使用していると思いますが、

「使う量」を意識したことはありますか?

 

スキンケアのハウツー本やブログ、さらには、スキンケアをやっている人の多くは、

化粧水をいっぱい使うことを薦めているように見えます。

 

ただ、このアドバイスには「落とし穴」があります。

 

せっかく良い化粧水を使っているのに、なかなか肌トラブルが治らない人は

是非、使い方を見直してみてください。

 

Contents

 

正しい化粧水の使い方。量を塗ればいいという問題ではない!

よく化粧水の使い方に関するアドバイスの多くに、

「もったいないと思わず、めいっぱい使いましょう!」

というものがあります。

 

これを実践する前に、

以下のことを少し考えてみましょう。

 

そもそも、なぜ化粧水をつける?期待できる効果

化粧水をつける目的は、

「肌を乾燥から守るために潤いを与える」ことです。

 

本来、肌からは乾燥から皮膚を守るために皮脂が分泌されています。

この皮脂が、洗顔や外気の乾燥によって適量より少なくなります。

それを補うために、化粧水を使用して潤いを与えます。

 

化粧水の量。多いほどいい?

化粧水の量が多すぎると、結果的に肌にはプラスになりません。

 

化粧水をたくさん使用しても、付けたときには潤いたっぷりになりますが、

それによっておこる弊害があります。

 

それは、肌が皮脂を分泌させ自分で潤いをキープすることをサボることです。

皮脂の分泌がセーブされると、乾燥肌のもとになります。

 

美肌にとって一番の有効成分は、適量の皮脂です。

この分泌を邪魔すると、美肌から遠ざかってしまうのです。

 

また、十分な皮脂があるのに更なる油分を与えると「栄養過多」になります。

かえって、毛穴を詰まらせたりする原因にもなります。

 

化粧水の量を決めるには、自身の皮脂分泌と外的環境を意識する!

では、どのくらいが適量なのでしょうか。

要は肌が乾燥しなければいいのです。

肌が乾燥するか否かを決める2つの要因に気を配って決めてみましょう!

 

内的要因:自分の肌の皮脂分泌はどれほどか

  • 皮脂分泌が多い→化粧水の量は少なくていい
  • 皮脂分泌が少ない→化粧水を多く与え、補う

 

外的要因:肌からどれほど乾燥を奪うか

  • 高湿度→分泌された皮脂は乾燥しにくいので、化粧水で補う必要性はさほどない
  • 空気が乾燥している→皮脂が蒸発して足りなくなるので、しっかり化粧水で補う

 

  • ぬるま湯洗顔などで、あまり油分を取らなかった場合→皮脂が肌に残っているので、それほど量はいらない
  • 洗顔で油分をしっかり除去した後→皮脂が失われ肌がむき出しのため、しっかる付ける

 

内部要因と外部要因の組み合わせを意識し、化粧水の量を決めるといいでしょう。

 

これらの要因(特に外聞要因)は、毎日変化します。

ですので、様子を見ながら化粧水の量を調節してみてください!

 

これは化粧水のみならず、乳液や保湿クリームなどにも当てはまります。

ご自身が使用しているアイテムの合計使用量が肌の皮脂分泌の邪魔をしないように気を付けましょう!

 

化粧水にコットンは必要?手でもいい?

これに関しては、様々な方が様々な見解を述べています。

正直、個人的には「どっちでもいい」と思っています。

それぞれの留意点を意識して、お好みの方法でケアしましょう!

 

手で付ける場合

  • 同じ皮膚同士なので、肌への負担は少ない
  • 手が清潔な状態で、塗ること
  • 肌のコンディションを手で感じて確かめながらケアできる

 

コットンを使用する場合

  • 拭き取り化粧水の場合は、使用推奨
  • 化粧水を浸して、パックのように使える(時間ない時などに有効)
  • コットンが化粧水に吸収されるので、消耗が激しい
  • 少なからず、肌への刺激があるので、こすりすぎないように注意

 

今やっているスキンケアに効果が出なくても、

諦めず、やり方を工夫して美肌を目指しましょう!

 

 

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