納得のいく就活写真を撮る おすすめの撮影法とメイク

就職活動で絶対に準備するものといえば履歴書。
履歴書には名前や住所、経歴などの文字情報に加え
写真を貼ることが一般的です。
 
自身が採用担当者に会うよりも前に、相手が自分の第一印象を抱くものであり、
とても重要なものであることは言うまでもありません。
 
履歴書用の写真など、常に持ち合わせているものではありません。
必要になったらその都度撮影するという方も多いのではないでしょうか。
近々証明写真を撮影する皆さんに、少しだけフォトグラファー的目線でアドバイスをしたいと思います。
 

就活写真はどこで撮ればいいか?撮影場所ごとの特徴

就活写真を写真館で撮る

写真を撮る場所としてまず頭に思い浮かぶのは、写真館での撮影ではないでしょうか。
大手の写真館や、個人経営の写真館など、写真館と一口に言っても様々で
料金もピンからキリまで色々あります。

写真館には撮影用の照明機材などが充実しており、
至って普通の写真から、ちょっとカッコ良い雰囲気のある写真まで撮影できます。
照明をカスタマイズしてくれるような場所では
自分が一番綺麗に写る設定で撮ってくれることが期待できます。

その分少々値段は張りますね。
 

就活写真をカメラ屋で撮る

カメラを売っていたり、写真を現像してくれるお店が俗に言うカメラ屋で、
ショッピングモールなどにも店舗を構えていることが多く、
一番身近にある撮影スポットではないでしょうか。
 
カメラ屋の撮影を見るに、これはあくまでも個人的な感想ですが、
カメラのプロと撮影のプロは、また違うなという印象を受けますね。
基本的に、一眼レフのシャッターを押してくれるだけなので、
表情をほぐしたりということはしてくれません。
 
その分、料金は手軽で1000円台から数枚の写真を撮影・現像してくれます。
データでの受け渡しや、美肌加工などのオプションも豊富で
用途や好みに合わせた写真をゲットできます。
 

就活写真を機械で撮る

一番安価で、手軽に写真を撮れるのは写真ボックスでの撮影です。
今や全国に10,000台以上もの写真ボックスが設置されています。
 
数百円〜1,000円で撮影でき、写真の現像も撮影後すぐに完了します。
まさにプリクラと同じような感覚で、手軽に撮影できます。
(余談ですが、昨今のプリクラは加工が激しく、あえて証明写真用の機械でプリクラを楽しむ方もいるとか、笑)
 
安価な分、写真の質はあまりいいとは言えません。
写真ボックスの写真はあまり鮮明な方ではなく、少しぼんやりとした印象です。

写真の仕上がりが若干暗いことに加え、コンパクトな空間で強めの光を炊いて撮影しているので、
クマやほうれい線が目立ち、疲れた印象を抱きやすい写真が出来上がります。
 
検定試験提出用など、その写真が後で何にも影響しない場合にはお手軽でいいと思います。
 

綺麗な写真をリーズナブルに。出張撮影という選択肢

上記の撮影方法で最も質の良い写真を撮影できるのは、写真館での撮影です。
良い写真が欲しいけれど、写真館での撮影は高くて躊躇してしまう、
そんな方にお勧めなのが、出張撮影サービスです。
 
出張撮影を行っているカメラマンは、人物撮影に長けていて、
積極的なコミュニケーションで表情を程よくほぐしてくれます。
また、持ち運び用の照明機材を持っていて、希望の雰囲気に合わせて照明を炊いて撮影してくれます。
 
よくある白背景の写真は、白い壁と少しの照明機材さえあれば、自宅でも撮影できます。
私も、実際に部屋の一角にある白壁を利用して、プロフィール撮影を行うことがあります。

写真館の料金が高いのは、人件費と場所代で料金が嵩んでいる場合がほとんどですが、
自宅への出張撮影では、場所代が一切かからず撮影料金のみで済むため、
自宅に撮りたい写真と同じ色の壁がある方には、おススメな方法です。
 

就活用の証明写真 メイクや髪型はどうする?

就活写真撮影時のメイク

撮影時のメイクで工夫できるところはたくさんありますが、
カメラ目線で写る写真で特に気をつけたいのは目と眉毛です。
目元を印象的にすると、写真をパッと見たときに写真に引き込まれついつい見てしまう
なんて効果も期待でき、就職活動においては活用したい効果です。
 
特に、少しの工夫で目元との印象を変えられるのは、まつ毛と眉毛のメイクです。
就活写真は基本的にナチュラルメイクなので、アイシャドウの色味で印象付けるよりも
本来の目元パーツをより魅力的に見せることに注力するのが得策です。
 

まつ毛はしっかり上げる

まつ毛をビューラーでしっかり上げると良いことがたくさんあります。

まず、まつ毛が上がると上がると目元の縦の長さが際立ち、
丸みのある印象的な瞳になります。
人間の目、特にアジア人の目の形は横に長い場合がほとんどですが、
まつ毛を上げると丸の形に近づき、横の長さが目立ちにくくなります。
 
また、まつ毛がきちんと上がっていると白目がきれいに写ります。
まつ毛が降りている状態では、瞳の中に影ができてしまい、
若干ですが、目元が暗い印象になることもあります。
 
まつ毛が上がった状態で、根元にしっかりと、毛先には軽くマスカラをつけると
目の輪郭が縁取りされて、ぱっちりとした瞳を印象付けることができます。
 

眉毛の太さ・形で印象を決める

眉毛の形で相手が受け取る印象をコントロールできます。
例えば、アーチ状の眉は女性らしい印象を与え、
鋭角な眉はかっこいい、クールな印象を与えます。
 
眉毛が程よく整っていると清潔な印象になり、
写真上での第一印象も良くなることが期待できます。
 
これは、女性だけでなく男性にも言えることです。
特に、眉毛は撮影の照明で色が飛んでしまい実際よりも薄く写真に写ることも多いため
男性は眉毛だけでも描いて撮影に臨むことをおすすめしています。
 

前髪が乱れないようにするためのワンポイント工夫

自宅で髪の毛をセットしてから撮影場所に向かう、
というシチュエーションも多々あると思いますが、
その際に、自宅で完璧にセットした髪の毛が崩れる
という経験をされた方も多いのではないのでしょうか。
 
特に、前髪は写真での印象を決める上で最も大事でありながら、
風で簡単に動いてしまい、なかなか思った通りの写真にならないことも。
 
前髪が崩れないようにするには、
前髪のセットが完了した後に、粒子が細かいタイプのヘアスプレーを
20cmほど離した位置から少しずつ、数回に分けてかけておくと
程よく固まり、簡単に崩れにくいです。
 
水分が多めのスプレーを使用すると、前髪のクセが戻ったり、
必要以上に毛束感が出てしまうので、注意しましょう。
 
顔にスプレーがかからないように、おでこと前髪の間にティッシュを挟むと
顔を気にせず思いっきりスプレーをかけることができます。
 
歌って踊る女性アイドルも、命である前髪の形を死守するために
スプレーをきちんとかけて、逆立ちしても崩れないなんて方もいるそうです。
 
就活写真は、会ったことのない相手に自分の第一印象が伝わる最初のツールで、
好印象に思われるか否かを分ける重要なものです。
自分が納得できる写真を手に入れられるように、
撮影場所やヘアメイクをこだわってみてはいかがでしょうか。

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