写真写りが悪いとお悩みの方へ ー写真写りを良くする方法

卒業アルバム、イベントの集合写真、証明写真など
生活の中で自分の写真を撮るという瞬間が誰にでも訪れます。

その際、自身の写真写りが悪いと
苦手意識を持ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
写真に対して苦手意識を持ったまま撮影に臨んでしまうと
余計にいい写真にはなりません。
 
そこで、この記事では写真写りが悪いとお悩みの方に向けて
写真に苦手意識を持ってしまうよくある悩みの種とその原因、解消法に関して
紹介していきます!
 

写真写りが悪いと感じている人が抱くよくある悩み

写真写りが悪いと一言で表しても、その具体的な悩みは人それぞれです。
今回は、多くの人がこれまで一度は悩んだ事があろう3つの悩みを中心に
解説していきます!
 

笑顔が不自然

写真の中で、笑顔が引き攣っているとお感じの方も多いのではないでしょうか。
 
普段慣れない撮影という環境下で、大きなレンズを真正面から向けられ、
自身に注目が集まっているという緊張しやすい状況で
自然な笑顔を出すというのは至難の業です。
 
カメラマンからの「広角上げて」という指示で口に力が入り、
無理やり広角を上げた結果、不自然な表情になってしまうという声を多々聞きます。
 
不自然に見えるのは、口だけ笑っていて、
目や眉など、その他の顔の部分が真顔だからです。
人は笑う時、目、眉、頬、口元、全てを使って笑います。
顔の中で感情が一致していない状況が、不自然な笑顔を作ってしまうのです。
 

顔が大きく見える・太って見える

写真で自分の顔を見たときに、
自分が認識しているより顔が大きく見えるというのもよく聞く悩みです。
 
自分の顔を見るときには、鏡越しで見ることがほとんどだと思いますが、
写真という別の方法で自分の顔を見たとき、
いつも見る顔と印象が違うと感じてしまうのは、決して少ないケースではありません。
 
顔の大きさや丸みを強調してしまう一つの要素が顔の輪郭です。
輪郭に丸みを帯びるような撮り方をすれば、丸っぽい印象の顔になり、
フェイスライン部分を大きく空けて写ると、その分顔が大きく見えてしまいます。
 

しわやほうれい線が目立つ

極力若く写りたいという方にとって、
しわやほうれい線はなるべく目立たせたくないものですね。
 
これも、自分が普段鏡で見ている印象と写真に撮られた顔を比べたときに、
「私の顔ってこんなに線あったっけ?」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
 
一方で、顔にできる線を極力減らしたいがために、
笑うことを抑えたり、目の形を変えないようにしたりなど
変に意識してしまうと不自然な表情になってしまう要因にもなります。
 
鏡で見るとさほど目立たない線が、写真になると目立ってしまう、
これは鏡の前の環境と写真を撮っている環境が同じでないために起こることです。
環境が変われば顔の見え方も変わるのです。
 

写真写りが悪いという不安から脱却!写真写り良くする方法

先ほど紹介した3つの悩みはどのように解消できるか、
それぞれ解説していきます!
 

表情を作るのではなく感情を引き出す!会話しながらの撮影も◎

表情は、作るものではなく感情が顔に現れたもの。
いい表情で写真に写るにはいい感情になる必要があります。
笑顔で写りたいときには、楽しい・嬉しい感情が引き出た瞬間を撮影してもらうことが重要です。
 
無言の状態で楽しい感情を自分で引き出せたら、あなたはプロになれます!
多くの方はそんなことできないと思いますので、そのようなときには
カメラマンや一緒にいる友達などと楽しい話をしながら撮ると
表情を和らげることができます!
 
会話しながら口角だけ上げるというのは逆に難しいので
不自然な表情になることも防ぐことができます!

私も、撮影慣れしていない方を撮影する際には
まず会話をして、心のウォーミングアップが終わってから撮影をするようにしています。
 
自然な笑顔は楽しい空間や楽しい感情が相まって出てくるものなのです。
 

写る角度を変えてみる

写る角度を適切にすると、顔が大きく見えることを防ぐことができます!
証明写真を撮るときには大きく角度を変えることはできませんが、
集合写真や旅先での記念撮影など、自由に写れるときには是非意識してみると良いです!
 
基本的には、顔を真っすぐカメラに向けることはおすすめしません。
鼻先をカメラに向けず斜め前へ向け、左右どちらかの目がカメラに向くように写ると
フェイスラインを細く見せて小顔効果を期待できます!
 
また、顎先を少し下げることで、写真に写る際のフェイスラインの長さが短く見え、
これも小顔効果を演出してくれます!
 

小難しいかもしれませんが、カメラの位置に対する顔の角度を工夫するだけで
顔が変に目立たなくなります!
(本来はカメラマンがこの辺りを意識して指示をします。)
 

光が当たる方向を意識する

写真を撮るときに絶対に避けたいのが「ダウン光」です。
ダウン光とは、上から下に光が当たっている状態のことで、
室内が天井照明のみで照らされている際などがこれに該当します。
 
上から下に光が当たった状態で写真を撮ると
目の下のクマ、シワ、ほうれい線にくっきり影ができるため
老けている・疲れているような写りになってしまいます。
 
ダウン光の環境下でどうしても撮影する場合には、
白いテーブルや、膝下に白く平らなものを置くなどすると
これらがレフ板となり、光が反射して顔に照り返り影を薄めることができます。
 
屋外であれば太陽との位置を気にする、
屋内であれば室内照明のみで照らされることを避け、
窓際など横から光が当たる場所を選ぶと不要な影を出さず
しわやほうれい線を薄めることができます!

鏡の前よりも写真のほうが気になる部分が増えるのは
鏡の前では正面から顔に光が当たっており、影がほぼ消えているのに対し
顔の正面から光が当たらない状況下で撮影をしているため
鏡前より影が目立っているからなのです。

 

まとめ

  • 口角だけ上げても自然な笑顔にならない。いい表情で写るには、顔を作るのではなく楽しい感情を抱くことから始める!
  • カメラの位置と顔の角度を意識して、小顔効果を狙うべし!
  • 顔の嫌な部分を目立たせる光を避けて撮影する!

 
写真写りが悪いのはご自身のせいでは決してありません!
どんなに美男美女でも表情や撮影環境が悪ければ美しく写真には写れません。
意識する点をきちんと押さえて、素敵な写真写りになりましょう!

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